マッチングアプリを使って恋人を見つけたり、結婚したりするのが当たり前の社会になってきました。
その一方でアプリに登録したものの2週間ほどで、なんだか面倒になって放置してしまっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では面倒になる理由と対策を考えていきたいと思います。
この記事を読むと「マッチングアプリ疲れ」がなくなり、長期目線でマッチングアプリと向き合えるようになるので、変わった異性とのトラブルが防げたり、要注意人物を避ける選球眼が磨かれます。良い恋愛を見つけたい人は是非とも最後まで読んでください。
マッチングアプリで疲れてしまう原因は?
マッチングアプリを入れた人は、YouTubeの広告や友達の紹介で軽い気持ちで登録した人が多いのではないでしょうか。
男性は月額4,000円ほどかかるため、何とか元を取ろうとモチベーションが続く人が多いと思いますが、女性は無料で登録できるため、アプリを入れたは良いものの2週間ほどして放置している人も多いかと思います
原因は2パターンあります。
- マッチングできても、相手のプロフィールやメッセージの内容が似すぎているため飽きてくる
- そもそもマッチングできないので面白くない
1つ目の原因は無理やりプロフィールを創り出していることです。例えば、マッチングアプリでの初回メッセージは趣味の話をすることが多いと思います。
しかし、趣味と言われて「これだ!」と答えられる人は、どれくらいいるのでしょうか。
実際は下記のような差し当たりのない回答に落ち着いていきます。
- カフェ巡り
- NetflixやYouTube
- 音楽を聴く
加えて、メッセージのやり取りも「定型文化」しており、会員の飽きを早くしている原因です。
プロフィールを見て「カフェが好きなんですね―」「好きなユーチューバーって誰ですか?」という一問一答形式での会話になり、4往復か5往復したら直接会えないか恐る恐る聞いてみるという流れになります
そんなやり取りを女性であれば20人から40人ほど、男性でも10名ほどとやっているうちに飽きてしまいます。
なぜなら、メッセージのやり取りを重ねても、その人らしさを感じることができないため結果として外見や収入などのスペック勝負に見えてくるからです。
学校や会社で恋人ができなかった人や作りたいと思ったことがない人にとって世界が広がる大チャンスであるはずのマッチングアプリが残念な状態になっている理由は何でしょうか。答えは恋愛の価値を下げているナンパ師、彼らに間違った情報を与え続けている「恋愛工学」の存在です。
マッチングアプリで恋愛工学を使う人は要注意人物?いえ、恋愛経験がないだけです
恋愛工学という言葉を知っていますか?発祥はアメリカで日本でナンパを意味する「ピックアップ」で、一儲けしようとした編集者が作り上げた概念です。「恋愛工学」はアメリカ発祥のナンパ手法をまとめた「ピックアップアーティスト」という言葉を輸入したものです。
ここ数年、遺伝や容姿を科学的に分析した●●大学の研究のような本が流行り、良い内容も多いですが、その分「なんちゃって科学」が増えているのも事実です。
実際に「恋愛工学」の分野は否定的な見解が多いのも事実です。
試しにYouTubeやTikTokで「恋愛」と調べてみてください。恋愛工学の知識を語る動画がたくさん出てきます。
しかしながら、これらは藤沢数希さんの「ぼくは愛を証明しようと思う」や女性向けであれば浅田悠介さんの「わたしは愛される実験をはじめた」シリーズを読めば同じ内容が効率的にわかりやすく手に入ります。
具体的な内容としては
- メッセージのやり取り(チャットツール)は仲を深めるものではなく会うためのツール
- 自信ある人を印象付けるために相手の目を見て話す
- 相手の話を聞くときは肯定的な相槌を打ちながら、ときおり相手をいじる
などなど、異性とある程度コミュニケーションをとったことのある人は無意識にやっているであろう内容ばかりです。
これができない人は恋愛以前に仕事や社会生活などに大きな支障が出ていると思うので、マッチングアプリを始めるよりも考えるべきことがあるはずです。
こういった人には上記の本は是非とも買って読む価値があると思います。
話し方の事例がたくさん載っているので、まずは同性の同僚に試すところから始めてみましょう
たくさんのことを書いてきましたが、楽しくマッチングアプリを進めるためには、まずは恋愛以外の他人に語れる趣味や紹介できるお気に入りのお店を見つけましょう。
定型文を壊すためには、あなたらしさを伝えて会話の主導権を握ることが大切です。
相手が、それを気に入ってくれないときは、縁がなかったとあきらめて次の人を探しましょう。
自分の「好き」の感覚が合うまでいろんな人を良い意味でとっかえひっかえできる、これがマッチングアプリの正しい使い方です。