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【YouTube面白くない】グループ系YouTuberが好きになれない理由

最近のYouTubeは、面白くない!

最近では、ネットニュースにYouTuberの名前が登場する事が増えてきました。
登録者数が100万人を突破したり、多額の寄付をしたことなど、ポジティブなニュースもあれば、配信元が意図的に炎上を引き起こして観覧数を稼ごうとするものまで様々です。

しかし、YouTubeがショート動画をリリースしたあたりから、YouTubeに対する「飽き」がきているように思います。
今回の記事では、

正直、面白いYouTubeなくなってきたな

と思っている若者たちに、その原因と新しいムーブメントを紹介したいと思い書いています。ぜひ最後まで読んでください。

グループ系YouTuberが好きになれない理由

YouTubeがテレビの人気を抜き去ろうと台頭してきたのは、今から5年くらいだと思います。
当時はHIKAKINさんやはじめしゃちょーさんが、1人で企画ものをやっていました。当時の人気企画は、大量買いの検証企画が中心で、動画1本あたりの長さが、おおよそ10分ほどでした。テレビとは違って、CMの焦らしや、視聴者が興味のないタレントのトークなどをすっ飛ばして、すぐにオチにたどり着ける新しいスタイルは多くの人の関心を引きつけました。

そのあとは、ラファエルさんに代表されるような過激なYouTuberが人気を集め、画面の前の視聴さをドキドキさせました。
この頃からドッキリ系がYouTubeのカテゴリとして地位が確立され始めました。

YouTuberのドッキリやらせが面白くない

ラファエルさんの場合、ドッキリ企画の場合は、しっかりと台本を作り込んでいることを公表しながら動画を進めていました。
普段は帝王様キャラのラファエルさんをマネージャーがドッキリにかけ、天然な部分や恥ずかしい、ある意味「間抜けさ」をうまく演出することで、笑いを取ることで視聴者の人気を掴んでいました。
しかしながら、最近のYouTuberは、可愛さやかっこよさなど、企画というより、容姿を武器にしているため、企画が練られていない印象を受けます。
そのYouTuberのコアなファンであれば、演者が何をしても楽しめますが新しいファンの獲得は、なかなか難しいでしょう。

なんでYouTubeは企画が練られなくなったの?

この原因は2つの要因があります。

  • TikTokインフルエンサーからの参入などすでにファンを持った状態でYouTubeを初めている
  • YouTubeで画面映えするドッキリネタがやり尽くされた感がある

インフルエンサーがマネタイズの手段としてYouTubeに参入している

最近のYouTubeで大きな動きになっているのはTikTokerのYouTube参入です。
元々、数万人から数十万人のフォロワーをそのまま連れてくるようなイメージでプラットフォームを移します。

理由は簡単で、TikTokでマネタイズするためには、スポンサーについてもらう、いわゆる「案件獲得」が必要になります。
しかし、YouTubeは登録者数と視聴時間をクリアすると、それからあとは自動的に広告がつきます。

一般人がYouTubeの広告要件をクリアすることは、相当な努力を必要としますが、有名なTikTokerは、その努力をTikTokでやってきたのでイチから始める人と比べて大きなアドバンテージがあります。

それに加えてTikTokerは特殊能力があります。

彼らはTikTokで音源やお題に合わせて、いかに可愛く・かっこよく・面白くアレンジできるかに命をかけて頑張っており、その才能があるからこそインフルエンサーになれた人たちなのです。

今までのYouTuberが作ってきた企画を、より面白く、画面映えするようにアレンジする能力はYouTubeの新しい時代を作りました。

それでもグループ系ユーチューバーが飽きられる理由

とはいえ、グループ系YouTuberが増えすぎていることに加えて、炎上などでコンプライアンスが重視される監視社会になったことで、できる企画が限られていることも事実です。

そのため、あまりにも尖った企画や、俗にいう「釣りサムネ」は限界を迎えつつあります。
そこで新しい登録者数を増やすために行われているのが、コラボです。

視聴者の属性が近いであろうYouTuber同士が、お互いのチャンネルに出演し合いファンに登録を促すことでチャンネルを大きくする手法です。

20代中心のグループ系YouTuberはいつから流行りだしたのか?

1人でカメラの前にたつ第一世代のYouTuber人気が一周回ると、次はカップルチャンネルが乱立するようになりました。

ステイホームの影響で、モーニングルーティンなどの動画が流行したことで、稼いでいるインフルエンサーが私生活を演出し、それを動画の作品として投稿する事が増えてきました。これが2019年ごろからの流れです。

そのあとは「地元」「同じ事務所」など「チーム」や「家族」などアットホームさ」を売りにしたYouTubeが流行りだしました。

最近の YouTuberが家族やチーム感を押し出す理由

チームや家族、信頼しあえる仲間がいるという事が、稼いでいる事以上に大きな価値だということをコロナの影響で、皆が実感したからこそ、全時代までの大金を使ったドッキリ企画よりも、仲の良さが伝わる動画の方が、人気を集めるようになりました。

コロナの影響で、社会がなんとなくギズギスしたり、テレビなどの大手メディアが視聴率を稼ぐために不安を煽る報道をし続けた影響で不安を抱えながら社会に出る人が増えている事が大きな要因です。
その辺りは別記事で詳しく解説しています。

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信頼できる居場所づくりの難しさを実感している若者が多いからこそ、彼らが一丸となって目標に進んでいる姿や信頼しあっている事がわかる動画が人気を集めているのです。

YouTubeの次の流行りは何か

この仲の良さ、ほっこり感の次に注目されるのは、圧倒的な編集技術や撮り方にこだわったプロ仕様の動画だと考えられます。

流行りはループすると言いますが、

  1. 大金を稼ぐ事が面白い事で正義
  2. お金よりも仲間や家族が大事
  3. 仲間や家族を守れる力がついたら、次は社会を改善していく存在に

今は上の❷までのフェーズが完了している状態です。
次に来る動画は、SDGsや夫婦別姓、貧困、LGBTなどの社会問題に対して、明確なスタンスや知識を持っている、かつ美男美女または笑いを意図的に作れる人という掛け合わせがくるはずです。

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YouTubeの進化が楽しみですね。