総理大臣が変わることが確定し、解散総選挙を見据えてSNSでは、政治家や支持政党がある人の発信が増えてきました。
しかしながら、政策自体の内容を説明するものや興味を惹きつける内容は少なく、他者を批判したり、他人の揚げ足を取るスキャンダルへの反応が、ほとんどだと言う印象です。
レベルの低い罵詈雑言の嵐に、うんざりしている人も多いのではないでしょうか。
さらに、最近では一般市民が、これに加担し、政治信条が違う人をWEB上で攻撃しています。
ツイデモとは何か?何が問題か
Twitterデモの略で、政治家への誹謗中傷や給付金の要求を目的として、ハッシュタグを使って、罵詈雑言をトレンド入りさせようとする動き。
コロナ禍で以前に増して強い言葉が使われる傾向にある。主に週刊誌の記事を根拠に特定の政治家を炎上させることが多い。
- 1人で複数人が発言しているように見せかけられるため信頼性がない
- 「調査中」などの曖昧な記事でも事実であるかのように拡散されてしまう
- そもそも他人の人生や業務を妨害している
ツイデモが若者の政治参加を遠ざけてしまう理由
ツイデモの1番の問題は、やっている人が自分は正義だと思い込んでいることです。
内容の是非は、ともかくとして、人は正しい情報を信じるのではなく、信じたい情報を、自分の都合のいいように認識する動物です。
そのため、反論する人や、ツイデモに対して良い印象を持っていない人に対して攻撃的になりがちです。それに加えて、収入と政治信条のデータとして分析したときに、関係があるとされるデータが出てしまい、それが悪用されるケースも出てきています。
学歴や収入と社会の分断いついては別で解説しています。

ツイデモが若者を遠ざける1番の要因は若者は、それらの内容が目に入る前に、「おすすめ」や「トレンド」をブロックすることです。
30代後半や40代と比べてSNS慣れしているため、ミュートやブロックなどの自衛手段や、嫌な思いをしないための予防線を、しっかりとはる人が多いのです。
https://mettanet.org/things-to-watch-out-for-in-your-twenties-when-voting/
若者に向けてSNSを使って政治に興味を持ってもらうには
使い方を変えないと
SNSに場所を変えても、発信方法を変えなければ、反応してくれるのは、今までも自分の話を聞いてくれていた、いわゆる「信者」の方ばかりです。
今までと違い、若年層にアプローチしていくには、どのように使い方を変えるべきなのでしょうか?
- きちんと装飾された動画を出す
- データではなく感情に訴える。批判ではなく共感を作る。
- 曖昧に答えない。答えられないなら答えられない理由を説明する
1つずつ見ていきましょう。
なんで、その問題が起きるの?あなたは、どうやって解決するの?話しているとは思うけど、批判の部分だけで、即閉じるよね・・
ざっくり書きましたが、今の若い世代は、忖度や組織の理論にアレルギーを強く感じます。
承認欲求が叶えられない大きな原因を組織の理論と、折り合いがつかないところに感じてしまうからです。
あなた個人は、どんな意志を持っているんだ、何をどうしたいのかを短く、インパクトがある動画を提起的に出すのが、最適解かと思います。